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映画館とDVDで見た映画の感想レビュー
■■■敬愛なるベートーベン
2006/12/09 Sat洋画(映画館)
20061214001155


監督:アニエスカ・ホランド
出演:エド・ハリス
   ダイアン・クルーガー
   マシュー・グード
   ラルフ・ライアック
   ジョー・アンダーソン
   ビル・スチュワート

まず・・・この映画は「伝記」ではなく・・・ベートーベンを題材にした「交響曲第九」完成秘話の架空のお話ということで・・・。
もちろん全てがフィクションなのでは ないのですが、この物語の主である女性”アンナ・ホルツ”という人物は実在の人物ではないそうです。


まず、最初に驚かされるのは、ベートーベンの暮らしっぷり。
モーツァルトの映画のような絢爛豪華な宮廷楽師とはほど遠い貧しい暮らしっぷりで、(まぁ、この頃はすでにモーツァルトは他界されているのですが・・・)汚い親父って感じ(^^;
どうも晩年は衣服には気を使っていなかったようです・・・。
また、この映画で初めて知ったのですが、”写譜師”という職業があったことには、ちょっと目から鱗でしたが、まぁ、確かに殴り書きされた譜面を清書する人がいてもいいじゃないか~っては思いました。

物語はベートーベンが優秀な写譜師を探してることから始まるのですが、最初は若い女性だということだけで、「出来るわけない」とか「女のくせに」とか、言ってるのだけれど、ぶつかりながらもアンナの頑なな態度や写譜の才能などを認めて行く過程は、すごく自然に流れていて、これは役者の力量なのか、監督さんの指示なのか?上手いなぁ~と思いました。
また、アンナのちょっとしたところに母親的なものを見つけ、ベートーベンが惹かれていく過程もいいかんじで。
そして、最終的にはベートーベンの方がアンナを必要としていた・・・みたいな。
で、このあと三流ドラマにありがちな(?)ベッドインに発展!!
なんてー展開がなくてほっ・・・。
生涯独身を貫いたベートーベンは やっぱり「音楽バカ」なのであって、「エロ親父」ではないのです。

そしてギリギリで完成した「第九」のコンサートシーンは さすがに圧巻。
直前に「音が聞こえないから指揮は無理だ」と落ち込むベートーベンの為に、ステージの見えない所にしゃがんで、ベートーベンのために指示をするアンナ。その二人の手が画面にリンクして、二人の感情は頂点に・・・・(多分これが この映画のエッチシーンですね・笑)
そしてあの有名な「第九」のコーラスシーン!! 劇的ですよね、この展開。
そして、普通なら ここで ”劇的”なエンディング・・・・・・なところなのだけど、この監督さんはあえて、このメインシーンを真ん中にもってきたそうで・・・・。
その後に病に倒れたベートーベンがベッドの中で アンナに「大フーガ」の写譜をさせるシーンが・・・・・。
きっと、これは、「二人は一心同体=心で愛し合ってる?」なのだ・・・ということを描きたかったのかも知れないです。
いや・・・「ベートーベン=芸術家」って認めたのかな?? とにかく絶大な信頼関係の二人・・という印象を受けました。

この展開が良かったのか、どうかは いまひとつよくわかりませんが・・・(^^;
全体的に起伏が少なく、盛り上がりには欠けるかな・・・・と。
確かに「第九」のシーンは圧巻でしたし、それなりに感動もしますけど、その舞台上での彼と私生活での彼の対比をもっと明確だったらもっと盛り上がったような気がします。

それと、対訳なのですが・・・・音名をいちいち和名にする必要があったんですかねー?(^^;
日本人になじみの深い「ドレミファソラシド」でいいのでは??
実際の英語では「C」とか「F」とか言ってるところを「ハ」「へ」じゃなくてー「ド」「ファ」の方が解りやすいと思いました。

面白かったですけど、微妙な映画でした(^^;
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テーマ:敬愛なるベートーヴェン - ジャンル:映画

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敬愛なるベートーベン
大愚作。
大体「敬愛なるベートーベン」という日本語はない。敬愛とか尊敬は
「する」のであって「なる」とはいうまい。映画会社の日本語能力を
疑う。
やたらに無用なクローズアップの連続、放尿の場面や汚い言葉を強調することも無意味どころかマイナス、なぜアンナにベートーベンが身体を洗わせるのか、アンナがステージ上で指揮をして見せるなど非現実的、エド・ハリスは有名な役者だというが、あの目の虚ろさ、品の無さは楽聖とは程遠い、ベートーベンの性格は本当にあんなに矛盾だらけで、下品だったのだろうか。
要は何をこの作品で訴えたかったのかまったくわからない。見終わって、後味の悪さだけが残った。金を返せ!
音楽の音響のよさとダイアン・クルーガーの美しさだけがとりえであった。
2006/12/24 Sun URL大貫荘一郎#- [ 編集 ]
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2010/12/27 Mon # [ 編集 ]

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